2020年の漢字は「密」に決定 新型コロナウイルス対策で意識浸透

日本漢字能力検定協会は12月14日、その年の世相を漢字1字で表現する「今年の漢字」を発表した。第26回となる2020年は、一般投票の結果「密」が選ばれた。政府が新型コロナウイルスの感染防止対策として「3密」を避けるように打ち出し、様々な場所や機会で、とにかく「密」を避ける意識が国民に浸透。率直な思いが反映された結果とみられる。密に続く2位はコロナ禍の「禍」、3位は「病」だった。近年の漢字をみると、2018年は「災」、2019年は「令」。