国連人権理事会 全会一致でスーチー氏らの解放求め決議

国連人権理事会(47理事国)は2月12日、スイス・ジュネーブでクーデターが起きたミャンマー情勢をめぐる特別会合を開き、アウンサンスーチー国家顧問や大統領だったウィンミン氏らの即時解放を求める決議を全会一致で採択した。決議はEU(欧州連合)と英国が提出した。
ただ、中国とロシアなどから賛同を得るため、クーデターという言葉を使わないなど当初案から大幅に妥協し、内容は後退した。