景気診断10カ月ぶり下方修正 2回目の緊急事態宣言発出で

日本政府は2月19日に公表した2月の月例経済報告で、国内景気の基調判断を引き下げ「持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる」との見方を示した。下方修正は、1回目の緊急事態宣言が発出された2020年4月以来、10カ月ぶり。2021年1月に出された2回目の緊急事態宣言が延長され、個人消費が冷え込んでいることを反映させた。