世界各国議会の女性議員割合 過去最多の25.5% 日本は9.9%

世界各国の議員たちでつくるIPU(列国議会同盟)が193カ国を対象に、2021年1月1日時点で議会下院または一院制の議会の女性議員の割合について調べたところ、世界各国の議会で女性が占める割合は、全体で25.5%と過去最高となった。ただ、日本は衆議院での女性の割合は前年同様9.9%にとどまり、世界ランキングで前年から順位を1つ下げて166位だった。G7で100位台は日本だけで、世界の潮流から大幅に遅れている実態が浮き彫りになった。
193カ国で女性議員が最も高かったのはアフリカのルワンダで61.3%、2位がキューバで53.4%、3位がUAE(アラブ首長国連邦)で50%だった。