インドネシア・東ティモール 大雨で200人超の死者 地震も襲来

4月4日、インドネシア東部のヌサトウンガラ州や隣国東ティモールを襲ったサイクロンに伴う大雨、土石流・地滑りで確認された死者が、両国合わせて200人を超えた。またインドネシアでは10日、ジャワ島東部でマグニチュード6.0の地震が発生。東ジャワ州のルマジャンやマランで住宅が倒壊するなど、これまでに8人の死亡が確認されている。
インドネシア国家防災庁によると、サイクロンにより11日までに177人の死亡が確認され、45人が行方不明となっており捜索が続いている。また、東ティモールではサイクロンにより政府のまとめで、首都ディリを中心に42人の死亡が確認されている。
サイクロンにより、およそ1万3,000人が避難生活を送っている東ティモールに11日、日本政府から毛布およそ4,800枚などの支援物資が到着した。