コロナ変異ウイルス「N501Y」首都圏でも5月初には8割超に

国立感染症研究所は、新型コロナの変異ウイルス「N501Y」が、1都3県の首都圏でも5月初めには全体の80%以上が従来のウイルスから置き換わるとの推定をまとめた。
英国で最初に確認された変異ウイルスN501Yは、感染の広がりやすさを示す「実効再生産数」が従来のウイルスより平均で1.32倍高く、これまでのウイルスから急速に置き換わっているとみられる。感染者が急拡大している大阪、兵庫など関西ではすでに全体の80%以上を占めている。