世界初 商用5G介した国産手術支援ロボットの遠隔操作実験

神戸大学、NTTドコモ、メディカロイドなどは4月16日、世界で初めて高速通信規格「5G」を利用して、国産手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」を遠隔操作する実証実験を開始すると発表した。
今回は、手術映像とロボットの制御信号をリアルタイムにほぼ遅延なく伝送する実験に成功した。今後実験を繰り返し、伝送速度の変動や情報セキュリティなどの課題を洗い出す。将来、遠隔地からの操作や手術指導に使うには解像度の高い大量の映像データを遅延なく伝送する必要があり、5Gの活用を実施していく。