びわ湖の”やっかいもの”ブラックバスと水草活用し商品化

滋賀県のびわ湖の外来魚ブラックバスと、大量発生する水草を材料に使った財布やキーケースなどが商品化され、文字通り”やっかいもの”の新たな有効活用策として注目されている。ブラックバスはびわ湖の固有種の魚を食べて、生態系を乱す、また水草は春から秋にかけて大量発生し、いずれもやっかいな存在。
今回商品化されたのは、この2つのやっかいものを材料にしたもの。レストランの食材として使われた後のブラックバスの皮を、粉末にした水草で染め上げ、財布やキーケースなど7種類の革製品に生まれ変わった。使われた水草の粉末は県内の企業が県の支援を受けて開発したもの。