WHO 英国型変異ウイルス142カ国・地域に拡大 インド株も注目

新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るい、世界へ広がりをみせている。WHO(世界保健機関)は5月5日、報告書をまとめた。英国型の変異ウイルスは世界の142カ国・地域へ、また南アフリカ型は97カ国・地域へ、ブラジル型は56カ国・地域へそれぞれ感染が拡大している。
このほか、直近1週間、コロナウイルスに感染して亡くなった人が世界全体の25%を占めるインドで確認された変異ウイルスについて、これら3つに次ぐ「注目すべき変異株」に指定していて、4月27日時点で少なくとも17カ国・地域で報告されたとしている。