こども庁の創設「検討」”こどもまんなか”省庁横断で政策推進

自民党の「『こども・若者』輝く未来創造本部」(二階俊博本部長)が、6月の経済財政運営の指針「骨太の方針」に反映させるためにまとめた緊急決議の原案が5月27日、判明した。焦点となる「こども庁」について、子どもに関する政策を省庁横断で推進するため、新たな行政組織として「こども庁」の創設と担当閣僚の設置を検討するよう求めている。
原案では、児童生徒の自殺者増やいじめ問題の深刻化などを捉え、「こども・若者を取り巻く状況は深刻さを増している」と指摘。子どもの視点で政策を作る「こどもまんなか」の考え方を打ち出している。