香港紙「りんご日報」廃刊 ”言論の自由の灯”消える

香港国家安全維持法違反罪に問われた民主派の香港紙「りんご日報」は6月23日、国家安全当局による同社など関連3社の1,800万香港ドル(約2億5,000万円)の資産凍結措置により、運営資金が底をつき新聞発行を継続できなくなったと発表した。6月24日の朝刊が最後になり、電子版の記事の配信も26日に停止するという。新聞発行の再開は不可能で、同紙は廃刊となる。
同紙は香港の「言論の自由」の象徴とされてきたが、遂に懸念された香港の言論の自由の灯が消えることになる。