中国山西省で時速1,000㌔以上で走行する超高速リニアモーターカー「高速飛車」の実験線の建設が始まった。気圧が低い低真空チューブの中を超電導磁気浮上で飛行する仕組みで理論上は時速4,000㌔も実現可能という。
習近平指導部は安全面も含め世界最高水準の交通インフラを整えた「鉄道強国」を目指しており、北京や上海など大都市間を結ぶ長距離リニアモーターカー整備構想も浮上している。
5月下旬から山西省大同市に実物大の実験線(全長2km)を建設。2025年まで実験を重ね5km、15kmと延伸する計画という。