大阪・中之島にiPS細胞の研究・製造施設設置へ

大阪府と京都大学iPS細胞研究財団(京都市)は7月6日、大阪・中之島に設けられる先端医療の研究拠点「未来医療国際拠点」の中に、再生医療に使うiPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究・製造施設を設置すると発表した。
同施設ではiPS細胞を低価格で提供するための研究や、細胞の培養や製造を手掛ける。2025年4月ごろまでに稼働させる計画だ。施設の設置は同研究財団が進める「my iPSプロジェクト」の一環。2025年度をめどに、現在1人あたり数千万円のコストがかかるiPS細胞を約100万円で提供することが目標。