JAXA 新型エンジンの実験成功 ロケット打ち上げ

宇宙航空開発機構(JAXA)は7月27日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、メタンと酸素の混合ガスの燃焼時に生まれる衝撃波を利用した新型エンジンを搭載した、観測ロケット「S-520」31号機を打ち上げた。宇宙空間でのエンジン性能実証が目的で、JAXAによると実験は成功した。
ロケットは4分4秒後に高度235㌔の宇宙空間に到達。7分56秒後に内之浦南東の海に着水。実験データの入ったカプセルもその後、近くの海上で回収された。