抗体カクテル療法 東京「宿泊療養で使用」小池知事

東京都の小池百合子知事は8月12日、都内の宿泊療養施設の一部で新型コロナウイルスの軽症・中等症向けの治療薬「抗体カクテル療法」の使用を始める方針を明らかにした。都は宿泊療養施設に医師を常駐させることで使用条件を満たすめどを付けた。小池氏は入院患者を受け入れる約120の医療機関で点滴投与できるようにするほか、都立・公社病院に抗体カクテル療法向けの、専用病床を20床程度確保する考えを示した。