天龍製鋸 中国・タイ2拠点工場に計16億円投じ設備増強

産業用切削工具を手掛ける天龍製鋸(本社:静岡県袋井市)はこのほど、中国およびタイの子会社が住宅資材用チップソーのニーズの高まりに対応するため、合わせて16億円を投じ工場を新・増設し、新たな生産設備を導入・更新すると発表した。
中国では天龍製鋸(大連)有限公司(所在地:遼寧省大連市)が約13億円を投じ新工場(建屋面積8,437㎡)を建設する。タイでは天龍タイ(所在地:タイ・ラヨーン県)が、約3億円を投じ増築(1,184㎡)する。2021年8、9月に着工し、それぞれ2022年7月、同9月に稼働の予定。これにより、生産能力は中国で約2倍、タイで約3割増を見込む。