東京都は8月23日から「酸素ステーション」の運用を開始する。旧国立児童館「こどもの城」(渋谷区)の建物内に130床を設置し、23日から24時間態勢で患者を受け入れる。また、8月中に都立病院などに110床程度を整備する方針。
このほか、都の公社・荏原病院に設置された酸素ステーションは自宅療養者などに対応する施設として40床が用意され、中等症程度の患者を受け入れるという。
都では「自宅療養」や「入院調整中」の患者が3万8,000にんを超えている。こうした人たちが酸素不足で重症化する例が多く、不安な状況に置かれている。