衣料品製造で脱炭素促す 関係省庁で新指針作りへ初会合

消費者庁と経済産業省、環境省は8月20日、衣料品やファッション業界で脱炭素を推進する会議の初会合を開いた。地球温暖化ガス排出削減に向けて、衣料品の製造段階から使う資源を減らしていくため、新たな指針をつくることを確認した。
経産省は衣服が長持ちし、リサイクルしやすくなるようすでに指針策定に着手。また、製造段階でのごみの削減、エネルギーや水資源の消費量を減らしていく視点も加え、業界団体への対応を促す。環境省は製造・流通段階での温暖化ガス排出量をより見えやすくする枠組みをつくる。