台湾 国産ワクチン接種開始 蔡総統が安全性アピール

台湾のワクチンメーカー、メディジェンが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が8月23日から始まった。蔡英文総統が先んじて接種を受け、安全性をアピールした。
このワクチンは最終となる第3段階の治験の前だが、台湾当局は7月、2段階までのデータを審査し安全性に重大な懸念がないと判断、使用を許可したもの。海外からのワクチン調達が難航する中、国産ワクチンの採用で接種率を向上させたいとの狙いがある。