「大阪公立大学」設置認可 都市のシンクタンク機能を充実

大阪府立大学と大阪市立大学が統合して、2022年4月に設置される「大阪公立大学」が8月27日、文部科学相より正式に設置の認可を受けた。これを受け、大学を運営する法人の西澤良記理事長らが9月3日、大阪市役所を訪れ、大阪府の吉村知事と大阪市の松井市長に、大学の認可を報告した。
大阪公立大学は12の学域や学部と、大学院の15の研究科を持ち、学生数およそ1万6,000人と、公立の総合大学では全国で最大規模となる。報告の後、西澤理事長は「これからの重責を痛感している。公立大学の使命である都市のシンクタンク機能を充実させたい」と抱負を述べた。