新型コロナ「イータ株」20年12月以降国内で18件 厚労省

厚生労働省の集計によると、新型コロナウイルスの変異株「イータ株」が2020年12月以降、日本国内の検疫で18件見つかっていたことが分かった。
イータ株は2020年12月に複数の国で初めて確認され、2021年3月に世界保健機関(WHO)が「注目すべき変異株(VOI)」に指定した。警戒度合いはデルタ株やアルファ株などの「懸念される変異株(VOC)」より低い。日本国内では、国立感染症研究所による分類でVOCやVOIに指定されておらず、8月末までは公表対象になっていなかった。