下関でフグ初競り コロナ禍 飲食店需要減で㌔2,000円下げ

冬の味覚の一つ、フグの季節到来を告げる「初競り」が9月27日未明、日本有数のフグ取扱高を誇る山口県下関市南風泊仮説市場であった。天然と養殖のトラフグ合わせて約2.2トンが競り落とされた。1キロ当たりの最高値は昨年を2,000円下回る1万8,000円。主要出荷先の関西や関東が緊急事態宣言が長く続いたことで、飲食店の需要が大きく落ち込んでいることがその要因とみられる。