首都圏で最大震度5強の地震 11年の巨大地震以来10年ぶり

10月7日午後10時41分ごろ、千葉県北西部を震源とする強い地震があり、東京都足立区、埼玉県川口市、同県宮代町などで震度5強を観測した。このほか、千葉、神奈川の首都圏をはじめ、北関東、甲信越などでも震度5弱、同4や3を観測するなど幅広い地域で震度3以上を記録。巨大地震は2011年以来10年ぶり。震源の深さは約80キロ、地震の規模を示すマグニチュード6.1と推定される。津波の心配はないという。
今回の地震について専門家は、「日本列島の下に沈み込む太平洋プレートの境界付近で発生したとみられる。今後1週間は程度は余震に注意する必要がある」としている。