IMF 世界債務GDP比97.8% 長引くコロナ対応で高止まり

国際通貨基金(IMF)は10月13日、最新の財政報告を公表した。これによると、2021年の世界全体の政府債務残高は新型コロナウイルスへの対応で、対国内総生産(GDP)比97.8%にに上った。2020年から0.8ポイント下がったが、デルタ株など変異株の広がりに伴う長引くコロナ禍への対応により、いぜんとしてGDPとほぼ同規模で高止まりしている。