中国製コロナワクチン輸出 1~9月累計で100億ドル突破

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国製の新型コロナウイルスワクチンの2021年1~9月輸出額は前年同期比146倍の116億7,189万ドルだった。9月単月でも前月比13.3%増の22億1,565万ドルに上り、中国のワクチン輸出は増加基調が続いている。
1~9月の輸出額を仕向け先・地域別にみると、アジアや中南米の国・地域が上位を占めている。最も多いのはインドネシアで13億9,769万ドル(構成比12.0%)。以下、ブラジル(同8.0%)、パキスタン(同7.7%)と続いた。