岸田首相「経済的威圧に強く反対」東アジア首脳会議で言及

外務省によると、岸田文雄首相は10月27日、東アジア首脳会議(EAS)のメンバーによるオンライン協議で地域情勢について触れ、中国を念頭に「経済的威圧に強く反対する」と述べた。
首相は沖縄県・尖閣諸島の周辺海域での中国公船の侵入を踏まえ「東シナ海で日本の主権を侵害する活動が継続している」と指摘。「南シナ海でも緊張を高める活動や法の支配に逆行する動きがみられる」と強調した。このほか、首相は香港や新疆ウイグル自治区などでの人権状況に関し、「懸念」を表明した。