バイデン米大統領 メタン30%削減へ90カ国・地域連携表明

バイデン米大統領は11月2日、第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、温暖化ガスの一種メタンの排出削減に向けて90カ国・地域が加わる国際連携の枠組みを立ち上げると正式に表明した。2030年までに2020年比で30%削減する。米国国内でも新規性を導入し。温暖化ガスの排出削減へつなげる。同メタン削減計画には最終的に100を超える国・地域が参加を表明した。
バイデン氏は、メタンガス削減について「今後10年で最も重要な取り組みの一つになる」と呼びかけた。米国では石油・ガス生産における2030年のメタン排出量2005年比で74%削減する。