ファイザー 3回目接種で「オミクロン株」にも高い予防効果

米ファイザーは12月8日、同社製の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が、感染力の高い変異型「オミクロン株」に対しても高い予防効果を持つとの初期調査の結果を発表した。2回接種では効果は大きく低下するが、3回目の追加接種後は従来と同程度の効果があることが実験で判明したという。
米ファイザーと独ビオンテックは共同でオミクロン株に対応するワクチンの開発を進めている。8日の発表では2022年3月まで新しいワクチンの供給が可能になるとの見通しも示した。