イオンモール カンボジア南部に物流施設開設 23年開業目指す

イオンモールは1月11日、カンボジア・シアヌーク州シアヌークビルの経済特区内に、多機能物流センターを開設すると発表した。同施設は受注から配送までを手掛けるフルフィルメントセンターと呼ばれる機能や通関機能を持つ。2023年度の開業を目指す。
この事業の展開にあたり、イオンモールカンボジアの100%子会社となる「イオンモールカンボジアロジプラス」(本社所在地:シアヌーク州シアヌークビル港経済特区内)を設立する。物流センターは、約3万㎡の敷地に、保税機能を持つクロスボーダー電子商取引(越境EC)に必要な事業免許も持つ物流拠点とする。同社によると、複数の機能を備える物流施設の設置はカンボジアでは初となる。