異例のコロナ厳戒下の北京冬季五輪開幕 課題抱え

第24回冬季オリンピック北京大会が2月4日夜、中国・北京市の国家体育館(通称「鳥の巣」)で開幕した。91の国・地域から約2,900人の選手が参加。”ゼロコロナ”を掲げ、国家の威信を懸ける中国が新型コロナウイルスを徹底して抑え込むため実施する、異例の厳戒態勢のもとでの五輪になる。
新疆ウイグル自治区の人権問題を理由に米国などが「外交的ボイコット」に踏み切り、国家間の緊張も高まっている。多くの課題を抱えながら、17日間にわたる祭典が始まった。