日立パワーソリューションズ(東京本社:東京都千代田区)は2月9日、風力発電事業者向けにドローンとAIを活用したブレードの点検と保守計画立案、損傷・劣化箇所の補修をワンストップで提供するサービスを4月1日から開始すると発表した。これはこれらのトータルサービスをワンストップで提供することで、点検に伴う設備停止期間を従来の3分の1に短縮するとともに、設備の安全性向上・安定稼働を実現するもの。
このサービスは、産業用ドローンの活用実績が豊富なセンシンロボティクスと共同開発した、ドローンとAIで高精度な点検を実現するブレード点検システムに、同社が風力事業で培ってきた保守計画や補修に関する知見を組み合わせて、ブレードの適切な維持管理を行うもの。一般社団法人日本風力発電協会(JWPA)が定める「風力発電設備ブレード点検および補修ガイドライン」に準拠している。