IEA 石油備蓄6,000万バレルを協調放出へ

国際エネルギー機関(IEA)は3月1日開いた臨時閣僚会合で、日米などの加盟国が備蓄している石油を計6,000万バレル協調放出すると発表した。米国が3,000万バレル、他の加盟国で3,000万バレルを分担して放出する。
ロシアによるウクライナ侵攻や、ロシアへの経済制裁の強化に伴い、石油の供給が滞るのを防ぐとともに、原油価格の高騰が続く中、市場を安定させるのが狙い。石油の協調放出2011年以来、11年ぶり。