異例「戦時下の祭典」北京冬季パラリンピック開幕

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、第13回冬季パラリンピック北京大会の開会式が3月4日、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で行われ、異例の「戦時下の祭典」が幕を開けた。ロシアとベラルーシの選手合わせて83人が前日除外され、46カ国・地域の564選手が出場する。大会は13日まで6競技78種目でメダルを競う。女子選手は過去最多の138人。イスラエル、プエルトリコ、アゼルバイジャンの3カ国・地域が初めて出場する。
平和の祭典であるはずのオリンピック、スポーツが政治や戦争と不可分であることを色濃く印象付ける幕開けとなった。