大阪府の定例府議会は閉会日の3月24日、府と大阪市が誘致を目指しているカジノを含むIR(統合型リゾート施設)整備計画の議案を大阪維新の会、公明党、自民党などの賛成多数で可決した。
IR誘致を巡っては、大阪市が会場の「夢洲」の土地改良や液状化対策などの費用として、790億円を新たに負担する方針を決めたことなどへの批判の声も出ている。24日の採決では立憲民主党、共産党のほか、先に自民党会派を離脱した3人の議員らがそれぞれ反対した。
なお24日の本会議では、一般会計の総額で3兆7,800億円近くに上る新年度・令和4年度の予算案の採決も行われ、賛成多数で可決された。