イスラム圏でラマダン入り 食料価格上昇が影響か

サウジアラビアなど多くのイスラム圏で4月2日、イスラム教徒が日中の飲食などを絶つ「ラマダン」(断食月)が始まった。今回は新型コロナウイルス感染拡大から3度目だけに、過去2回の教訓を踏まえ礼拝などの制限緩和が広がる。
ただ、過去2回とは異なる要因もある。ロシアのウクライナ侵攻などによる食料価格の高騰だ。一部の国では日没後の食事などに影響を与えることになりそうだ。