川崎汽船 シンガポールの船舶用アンモニア燃料供給で共同研究

川崎汽船(本社:東京都千代田区)は4月6日、シンガポールにおける船舶向けアンモニア燃料供給の実現に向け、住友商事など6社が2021年3月より進めている共同研究に参画すると発表した。同様に同日付で参画するシンガポール海事港湾庁を加えた8社での覚書に署名した。
この共同検討では、参加メンバーがそれぞれの貢献可能領域で、アンモニアバンカリング船の設計開発、海上輸送や貯蔵など関連するインフラを含むShip-to-Ship方式での船舶向けアンモニア燃料供給に向けたサプライチェーンの構築を検討する。また、シンガポールの関係当局や専門家の協力を得て、アンモニアバンカリングのオペレーション・ガイドラインや法規制の整備に向けて取り組む。