アジアとG7に温度差 武力行使などに反対では一致

岸田首相は5月2日、訪問先のタイ・バンコクで同国のプラユット首相と会談した。ロシアによるウクライナ侵攻に関して、主権や領土の一体性の侵害や大量破壊兵器による威嚇や使用に反対することで一致した。
ただ、武力行使や力による現状変更を認めないことを確認することはできたが、インドネシア、ベトナム、タイと歴訪したアジア3カ国と、日本はじめG7(主要7カ国)との間では温度差や、大きな認識の隔たりを感じさせた。
これで岸田首相はアジア3カ国の首脳会談を終え、欧州に向かった。