反プーチン 3カ月で388万人がロシア国外へ脱出

ロシア独立系メディアが5月6日、連邦保安局(FSB)の統計として、今年1~3月に約388万人が国外に出たと報じた。渡航先はアルメニア、ジョージア、カザフスタンなど旧ソ連の構成国が多く、前年同期の5倍近くに上った国もある。国外に拠点を構えるロシア系独立系メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が伝えた。
国外に出る理由は「プーチン政権に賛同できない」「制裁で国外とのビジネスができない」「せいかつが苦しくなる」など。まとまった数字が明らかになったのは初めてとみられる。