関西私鉄5社 GWの利用2.2倍の1,446万人に回復

関西鉄道協会のまとめによる大手5社(近鉄、阪急、阪神、京阪、南海)のゴールデンウイーク(GW、4月29~5月5日)の利用状況は、定期券を除いた利用者数が1,446万人に上った。緊急事態宣言下だった前年同期に比べ2.2倍に回復した。今年は3年ぶりに移動制限がなく、帰省や観光目的での移動も目立った。
旅客収入の合計は前年同期比2.3倍の43億円だった。利用者数は全社とも伸びた。ただ、コロナ禍前の2018年と比べると各社とも10~20%程度減の水準で、本格回復には至っていない。