岸田首相「国際法・ルールの順守を」講演

岸田首相は6月10日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で講演し、国際法やルールの順守を訴えた。冒頭でウクライナ侵攻について、「この会場におられるすべての方々、国々が”我が事”として受け止めるべき」と強調。ウクライナ侵攻は「対岸の火事ではない」と指摘した。
これらは、ウクライナ侵攻についてアジア諸国の受け止めに、はっきりと温度差があることを踏まえた発言だ。また、岸田氏は中国を念頭に東・南シナ海などにみられる、現状変更の試みを批判した。