国枝 初V 上地組も優勝 ウィンブルドン車いすの部

テニスのウィンブルドン選手権車いすの部は7月10日、ロンドン郊外のオールドイングランド・クラブで男子シングルス、女子ダブルスの決勝戦などが行われた。その結果、男子シングルスで第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)は、第2シードのアルフィー・ヒューエット(英国)を4−6、7−5、7-6で破り、初優勝した。
これで国枝は男子初の四大大会制覇となり、パラリンピック金メダルと合わせた「生涯ゴールデンスラム」を達成した。四大大会は昨年全米オープンから4連勝とした。今大会はダブルスとの2冠に輝いた。
女子ダブルス決勝では、上地結衣(三井住友銀行)、ダナ・マシューソン(米国)組が、第1シードのディーテ・デフロート、アニク・ファンクート組(オランダ)に6−1、7-5で勝ち、優勝した。上地はこの種目で2年連続7度目の優勝。