財務省は7月15日、2022年度の硬貨の製造枚数が6億2,907万枚(2,034億1,600万円)になる見込みだと発表した。キャッシュレス決済の進展などを受けて、年度当初の計画から1億8,500万枚引き下げた。これまでの最少記録、2,011年度の約8億枚を下回り、記録を更新する。ちなみに最も多かったのは2003年度の約13億9,000万枚。
2022年度は当初の計画から100円玉と10円玉を4割減らし、100円玉を2億枚、10円玉を6,100万枚とした。10円玉の製造枚数が1億枚を下回るのは初めて。