中国4〜6月GDP 12業種中7業種がマイナス成長に

中国国家統計局がまとめた、全体で前年同期比0.4%増にとどまった2022年4〜6月の業種別国内総生産(GDP)によると、新型コロナウイルスの感染封じ込めを狙う中国政府の”ゼロコロナ”政策の影響で、全12業種のうち7業種が前年同期比でマイナス成長となった。マイナス成長が5割を超すのは2020年1〜3月以来となる。
マイナス幅が最も大きかったのは不動産業で7.0%減だった。不動産業が前年同期を下回るのは4四半期連続。これは遡れる1992年以降で最も長い。このほか、宿泊・飲食業5.3%減となり、2四半期連続のマイナス。