GSアライアンス 再生医療の足場材料を3D印刷に成功

GSアライアンス(本社:兵庫県川西市)は10月26日、生分解性樹脂とヒドロキシアパタイト複合体を用いて、人工骨や再生医療における細胞の足場材料にも応用できる可能性のある材料を3Dプリンターで印刷することに成功したと発表した。
骨欠損の治療、修復手術をする場合、求められる患者の骨に近い組織構造を再現しなければならないが、そのためには高い精度で正確な3次元造形する必要がある。そこで、今回3Dプリンターを用いることで、患者ひとり一人異なる形状に合わせた、複雑な形状の人工骨造形が可能になったという。