上海ディズニーランドは10月31日、新型コロナウイルス対策で同日から休園すると発表した。園外の関連施設も営業を停止し、再開時期は未定という。同園は29日から一部のアトラクションやレストランなどの営業を停止していた。
中国の様々な経済指標から判断すると、経済回復の”足かせ”になっていると指摘される「ゼロコロナ」政策。だが、同園の運営会社に上海市政府が一部出資しており、欧米はじめアジア圏のほとんどの国が新型コロナ対策を緩和や撤廃に近づける中、先の共産党大会でも確認された同政策堅持を改めて強く意識させる措置だ。