50年に世界遺産の氷河の1/3が消滅 ユネスコ予測

国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部:フランス・パリ)は11月3日、地球温暖化に伴う気温上昇により、世界遺産にある氷河の3分の1が消滅するとの予測を発表した。氷河を含む世界遺産は50カ所あり、そのうち3分の1にあたる十数カ所で消滅するとしている。一方、世界の気温上昇を産業革命前と比べて1.5度に抑えられれば、残り3分の2の氷河はまだ保護できるという。