22年サンマ水揚げ量2%減 4年連続最低更新

全国さんま棒受網漁業協同組合(本部所在地:東京都港区)が1月10日発表した2022年の全国のサンマ水揚げ量は前年比2%減少し、4年連続で過去最低を更新した。海水温の上昇をはじめ海洋環境の変化などで日本近海の資源量が落ち込み、主力の北海道を中心に漁獲が低迷した。品薄を受けて市場価格は昨シーズンより一段と上昇し、シーズンでも小売店等での加工品を含めた販売スペースはますます小さくなりつつある。