トルコとシリアの国境付近で2月6日発生したマグニチュード(M)7.8の地震で、トルコとシリアの両国を合わせた死者数は、政府当局、地域団体の配信情報を合わせると、9日までに2万人を超えた。
トルコの災害緊急事態対策庁は9日、死者が1万7,134人に達したと発表。また、シリア保健省は1,347人の死亡を確認、反体制派支配地域のボランティア救助組織「シリア民間防衛隊」(通称ホワイト・ヘルメット)が9日、少なくとも1,970人が死亡したとSNSに投稿している。
9日午前4時17分(日本時間9日午前10時17分)には、生存率が急速に下がるといわれる「発生から72時間」が経過し、死者はさらに増え続けている。