政府の教育未来創造会議は3月17日、2033年までの留学生に関する政府目標を示した。外国人留学生を40万人受け入れ、日本人留学生を50万人送り出すことを掲げている。春に策定する新たな留学生計画に盛り込む。
外国人留学生が留学後も日本で活躍してもらう支援策も検討する。日本での就職をインターンシップの拡充で後押しするといった方策を挙げている。
ちなみに留学生だけに限らないが、来日して3年以上暮らす人の割合は40%を超え、この20年間で1.4倍になった。人手不足でIT企業などが人材確保に向け採用意欲が高まり、留学生の日本での就職が進んだことが要因。日本人学生の海外留学については中長期の派遣を増やすことなどの方策を取る。グローバル人材の確保につなげる。