日本政府観光局(JNTO)の推計によると、4月の訪日外客数は2019年同月比66.6%の194万9,100人となり、前月に引き続き昨年10月の個人旅行再開以降で最高を更新した。東アジア地域で夏ダイヤに合わせた航空便の増便・復便を背景に訪日外客数の堅調な回復がみられた。国際線定期便はコロナ禍前の約6割まで運航便数が回復している。
主要市場では2019年4月比で軒並み減少している中、米国が8.0%増の18万3,900人、インドネシアが22.5%増の4万8,700人、シンガポールが14.4%増の4万2,000人となっているのが目を引く。